地震に強い家づくり

地震に強い家づくりは、様々な方法でつくることができます。家づくりには、木造や
鉄骨造、RC造などの工法と、地震から家を守るための耐震・制震・免震という3つの
考え方があります。私たちの家づくりは基本的に木造になります。地震への対策の考
え方は、お客様が納得できるものを採用できるように様々な商品や工法をご提案しま
すが、基本的に耐震の考え方と耐震等級を取得する長期優良住宅をおすすめします。

地震に強い家づくりイメージ画像
地盤・基礎のイメージ画像
POINT.1

地盤・基礎

地震に強い家づくりをするには、まずどんな場所に建てるかと、どういった基礎づくりをするかから始まります。まず地盤については、以下の点に注意が必要です。・造成してから10年満たない ・整地されてから5年満たない ・水辺に近い土地 ・付近の道路に亀裂や陥没が目立つ ・付近の建物の外壁や塀に亀裂が入っているということです。そして当社の基礎はベタ基礎を採用しています。様々な基礎づくりの方法はありますが、大切なのは、基礎や土壌からどんな工事をしているかが明記されている「矩計図(かなばかりず)」を見せてもらいながら説明を受けられるのが失敗しないための大切な方法です。

構造のイメージ画像
POINT.2

構造

地震に強い家にするためには、垂直にかかる力(重力)と横方向にかかる力(水平力)に強い構造にすることが大切です。重力を支えてくれるのは建物の骨格となる柱や桁、筋交いなど、建物の重要な骨組みです。しかし、水平力に耐えるには柱や筋交いなどの軸組だけでは足りません。そこで必要となるのが耐力壁という壁です。耐力壁が間取りに対して必要量配置され、柱や基礎にしっかりと固定されていることが地震に強い構造の条件となります。ただし、耐力壁をバランスよく配置しなければ、強度の差が生じ、地震の揺れによるねじれの原因となり、建物の劣化に繋がります。

耐震等級のイメージ画像
POINT.3

耐震等級

耐震を強めるには、以下のポイントが大切になります。建物が軽い・耐力壁の量が多い・耐力壁や耐震金物がバランスよく配置されてる・床の耐震性能(水平構面)も考慮している。それら耐震性の強さを法律を基に定めたのが耐震等級になります。その中での最高ランクが耐震等級3です。これは震度6〜7相当が来ても住み続けることができるレベルの耐震性です。耐震等級1は倒壊はしないが、住み続けることができるかどうか状況によるというレベルの耐震性です。私たちが住む地域柄を考えて、私たちの家づくりでは耐震等級3を取得し、さらに設計でできる耐震への配慮を提案しています。